すぐに顔が赤くなる・顔に汗をかく… | 赤面症の原因と治し方

すぐに顔が赤くなる・顔に汗をかく… | 赤面症の原因と治し方

すぐに顔が赤くなる・顔に汗をかく… | 赤面症の原因と治し方

すぐに顔が赤くなる「赤面症」になると、周囲にそれを指摘されることへの不安から余計に顔が赤くなることに加え、緊張によって顔に汗をかくという人が多くいます。

このような悩みを抱えていると、他人とのコミュニケーションが不安になり、内向的な性格になってしまいがちです。

今回は、赤面症の原因と治し方についてまとめます。

赤面症とは

すぐに顔が赤くなることで悩む「赤面症」は、「赤面恐怖症」とも呼ばれる対人恐怖症の一種です。

誰でも緊張する場面や恥をかいた時には赤面することはありますが、赤面恐怖症の場合には過去のトラウマから、「顔が赤くなったらどうしよう…」という予期不安を抱えるようになります。

  • すぐに顔が赤くなるため人と話すのが辛い
  • 就職をしたいが赤面症で面接を受けるのが怖い
  • 顔が赤くなるのを隠したくて濃いメイクをしている
  • 異性の前に出るとすぐに顔が赤くなる
  • 赤面への不安・緊張から余計に赤面する・顔に汗をかく

赤面症になると、他人とのコミュニケーションに消極的になりやすく、生活や仕事の様々な場面で支障をきたすことがあります。

赤面症の原因

赤面症の原因は、赤面または恥をかくことに対する過度の不安感やそれによる緊張などが主な原因といわれています。

「恥をかいたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」という気持ちが強い場合にはこうした社会不安障害の症状が現れやすく、真面目で他者からの評価を気にしがちな性格なども原因の一つとなる場合があります。

赤面症になると、すぐに顔が赤くなることばかりが気になってしまい、余計に緊張して赤面したり顔に汗をかくようになります。このような経験が積み重なっていくことも、赤面症の症状を悪化させる原因の一つとなります。

赤面症の治し方

すぐに顔が赤くなる・顔に汗をかく赤面症の治し方

赤面症の治し方としては、下記のようなものがあげられます。

赤面に対する意識を変える

赤面症の最も効果的な治し方は「気にしない」ということですが、それは簡単にできることではありません。徐々に「気にしない状態」に近づくため、少しずつ自分の意識を変えていくことが大切です。

その第一歩目は、「赤面は誰にでも起こることだ」と認識することです。顔が赤くなること自体は決して病気や体質などではなく、生理現象です。「赤面は誰にでも起こる」ということを意識した上で、さらに「顔が赤くなることを他人は気にしていない」または「肯定的に捉えている」と考えると良いでしょう。

例えば面接の時、顔色一つ変えずにペラペラと喋り出す人より、ちょっと顔が赤くなって緊張していることが伝わるくらいの方が、誠実な印象を受ける人もいるでしょう。また異性がすぐに顔が赤くなることを「かわいい」と好意的に感じる人もいます。

身近な人に「自分はすぐに顔が赤くなる」ということを打ち明けてみるという手段もあります。「そう?気づかなかった」と意外な答えが返ってくるかもしれません。また、カミングアウトすることでまずは身近な人に受け入れてもらい、そこから徐々に慣らしていくことも精神的な負担の軽減に役立ちます。

ETS手術

多汗症の手術であるETS手術(交感神経遮断術)によって、赤面症の症状が治まる場合があることが知られています。筆者も実際にこの手術を受け、手の汗、顔の汗が減るとともに、赤面症がなくなった経験があります。

ただし、ETS手術の赤面症に対する有効率については評価の分かれるところでもあり、専門医と十分に相談の上検討する必要があります。

まとめ

今回は、すぐに顔が赤くなる「赤面症」の原因と治し方についてご紹介しました。

赤面症の治し方は「気にしない」のが一番ですが、簡単に意識を変えるのはなかなか難しいものです。必要に応じて医師に相談し、心理療法等の適切な治療を受けることが大切です。