多汗症の症状チェック | 手足や脇、顔等の汗が異常に出る病気

多汗症の症状チェック | 手足や脇、顔等の汗が異常に出る病気

多汗症の症状チェック | 手足や脇、顔等の汗が異常に出る病気

汗が異常に出る「多汗症(たかんしょう)」という病気があります。手足や脇、顔等の部位に症状が現れやすく、汗によって仕事や生活に深刻な支障をきたすようになるケースもあります。大量の発汗が気になる人は、一度症状をチェックしてみると良いでしょう。

今回は、多汗症の症状とチェック方法についてまとめます。

多汗症とは

多汗症とは、名前の通り汗が異常に出てしまう病気です。多汗症には、体全体の汗が多い「全身性多汗症」と、手足や脇・顔等の限定的な部位に汗が異常に出る「局所多汗症」とがあります。汗の悩みを抱える人は意外と多く、国民の7人に一人が多汗症の症状を自覚しているといわれています。

多汗症の原因は未だ明確にされていないものの、遺伝性が強いといわれており、国内の調査では局所多汗症の患者のうち3割程が家族にも多汗症の者がいるという結果も出ています。

手足や脇、顔等の汗が異常に出る病気:多汗症

多汗症の症状の具体例

多汗症の具体的な症状の例として、下記のようなものがあげられます。

  • 手のひら汗で触った紙が濡れたり破れることがある
  • 気温に関係なく手足が常に湿っている
  • 手から汗が垂れることがある
  • 汗が気になって他人とのコミュニケーションが不安
  • よくシャツの脇の部分が濡れて染みができる
  • スマホがすぐにベタベタになる
  • 真夏でもないのに顔の汗がポタポタと落ちる

このような症状が続くと、仕事や日常生活にも支障をきたすようになります。中には、他人から汗の多さを指摘されたことがトラウマになり、引っ込み思案な性格になってしまうという人もいるようです。

多汗症の診断基準

多汗症の診断基準チェック

多汗症の一般的な診断基準として、下記のようなものがあげられます。6項目をチェックした結果、2つ以上が当てはまるようであれば多汗症と診断される可能性が高くなります。

  • 最初に症状が出たのが25歳以下
  • 左右対称に発汗がみられる
  • 睡眠中は発汗が止まっている
  • 1週間に1回以上、多汗の症状を感じる
  • 家族にも多汗症の人がいる
  • 多汗の症状によって日常生活に支障をきたしている
  • 多汗症以外の汗が増える病気

    汗が異常に出る場合、先天的な多汗症以外に下記のような病気が原因となっている場合があります。

    1.甲状腺機能亢進症

    バセドウ病などに代表される甲状腺機能亢進症は、甲状性ホルモンが異常に分泌される病気です。全身の代謝が高くなるため汗を多くかきやすくなります。

    発汗異常・動悸・息切れ・体重の減少・むくみ・手の震えといった症状が認められる場合は、甲状腺機能亢進症を疑って病院を受診するといいでしょう。

    2.糖尿病

    糖尿病になると血糖値が上がり、その状態が続くことで末梢神経に障害が起き、その結果自律神経にも異常をきたして汗が異常に出るようになることがあります。

    疲れやすい、口が渇く、尿の量や回数が増えた、といった症状がある場合は病院で検査してもらいましょう。

    3.更年期障害

    女性で閉経が近づく年齢の場合、女性ホルモンの分泌が低下することで更年期障害の症状が現れてきます。

    代表的な症状である「ホットフラッシュ」によって、急に体や顔が熱くなり、ダラダラと滝のような汗をかいてしまうことがあります。

    まとめ

    今回は、手足や脇、顔等の汗が異常に出る病気についてご紹介しました。

    汗が止まらない状態が続くと、生活の様々な場面で支障が出てきます。多汗症の症状チェックで該当項目が多かったり、普段から汗で不便を感じている人は、一度専門医を受診してみると良いでしょう。