顔の汗を止めるツボ | 顔の汗が止まらない時の手軽な対策
「顔の汗が止まらない」「顔汗でメイクがドロドロになる…」。そんな顔汗の悩みの手軽な対策として、「ツボ押し」があげられます。
今回は顔の汗を止めるツボについてまとめます。
顔の汗を止めるツボの押し方
ツボは強く押せばいいというものではなく、「痛気持ち良い」くらいの程よい力加減で押すことが大切です。基本的には親指で、一回につき3~5秒、ジワ~っと押してゆっくり離すという動作を1~2分ほど断続的に繰り返します。
体調の悪い時や妊娠中はツボ押しは控えるようにしましょう。
手のツボ
体や顔の汗を止めるツボとして、手のツボを2つ紹介します。
陰郄(いんげき)
手のひらを自分の方に向けて、手首の小指側のしわから指一本分、肘側に移動したあたりにあるツボです。
多汗症のほか、動悸や息苦しい時、不整脈などにも効果的です。
後谿(こけい)
小指の下側から手のひら中央に向かって伸びる、「感情線」と呼ばれる線の根元部分です。小指側の側面を上から下になぞっていった時に少し骨の出っ張りのある部分のすぐ下になります。
押すとやや「痛いけど気持ちいい」という感覚があると思います。体の熱を抑える他、肩こりや頭痛、眼精疲労などにも効果があるので疲れている時にもオススメです。
体のツボ
体にある顔の汗を止めるツボには、下記のようなものがあげられます。
屋翳(おくえい)
乳頭(バストトップ)からまっすぐ上に上がった、第2肋間のあたりです。女性ホルモンを増加させて血行を良くしたり、バストアップの効果もあるといわれています。
大包(だいほう)
両脇のちょうど中央あたりから肋骨に沿って少し下に下がったあたりにあるツボです。
大包(だいほう)のツボが当たる、ちょうど脇の下から少しだけ下に下ろしたあたりをキュッと締め付けるように、帯などで結んでおくのも効果的です。実際に、舞妓さんが厚い着物を着ても汗で白粉がはげないのは、帯の下でちょうど大包のあたりを紐で結んでいるからだともいわれています。
ただし、あまりにもきつく締めると呼吸が苦しくなってしまいますので、加減には注意しましょう。専用の「汗止め帯」というものも販売されています。
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まとめ
今回は、顔の汗を止めるツボについてご紹介しました。
ボトックス注射やETS手術等と違い、ツボ押しはすぐに手軽にできる対策です。顔の汗が止まらないという人は、ぜひ一度試してみて下さい。